アフィリエイトやライター業などで収入がある程度得られるようになったら、金額によっては「確定申告」が必要となってきます。
確定申告のための記帳や申告書の作成などは、知識がなくても会計ソフトでやれば、指示通りに入力していく事でもできます。
私も青色申告用のソフトを使っていますが、売上額や仕入れ額、経費などを入力していくだけで、難しい知識はなくてもできるので助かっていますよ^^
まず、
・年間いくらの収入があれば確定申告をしなければいけないのか
・夫の扶養をはずれるのはいくら以上の収入なのか
・白色申告と青色申告のどちらがいいのか
・確定申告のやり方
など、最低限の知識は持っておきましょう。
専業主婦がアフィエイトなどで収入を得た場合
専業主婦の場合、年間38万円を超える所得があれば確定申告が必要となります。
転売ビジネス、クラウドソーシング、ライター業などで稼いだ場合も同じです。
全員に一律で38万円の基礎控除が受けられるので、もし38万円以下の所得だった場合は課税所得は「0円」になるので、確定申告の必要がないんです。
仕事をしている主婦が副収入を得た場合
仕事をしている主婦がネットで副収入を得た場合は、それが年間20万円を超える所得になるのなら、確定申告が必要となります。
経費は差し引く
収入を得るためにかかった必要経費を差し引いた金額が、38万以上(副業の方は20万以上)になるなら、確定申告をする必要があります。
経費は、仕入れ代金、送料、レンタルサーバーやドメイン費用など、その収入を得るために必要となったものです。
白色申告
白色申告は、初めて確定申告をする人でも記帳がシンプルで、青色申告よりも簡単にできるのがメリットです。
ただ、青色申告のような特別控除はありません。
また、赤字の翌年への繰越も特別な場合以外はできません。
大きく稼いだ場合、手間は増えますが青色申告をした方が特別控除を受けられる事で節税になります。
青色申告
青色申告は、開業届だけでなく「青色申告承認申請書」も事前に提出しておく必要があります。
承認を得たい年の3月15日までに手続きを済ませます。
青色申告は特別控除があり、控除額は、65万、55万、10万円となります。
また最長3年間、赤字を全額繰り越す事ができます。
2020年からは、65万円の控除を受けるにはいくつかの条件ができました。
55万円の控除を受けるには、複式簿記での記帳や、確定申告時には「貸借対照表」と「損益計算書」も添付する必要があります。
これは、青色申告のソフトを使っていれば、自動で集計してくれているので印刷するだけで済みました。
「貸借対照表」と「損益計算書」の添付がない場合、「単式簿記」での記帳の場合は、10万円の控除となります。
確定申告書の提出の方法と時期
個人事業主の場合、前年度の1月~12月分の申告を、翌年の3月の定められた日までに行います。
確定申告書の提出方法は、3種類あります。
1. 税務署に持参する
2. 地域の管轄の税務署に郵送する
3. e-Taxを使ってネットで申告する
マイナンバーカードを作っている方は、e-Taxが便利かもしれません。
マイナンバーカードがないとネットでの申告はできません。
私は郵送しています。
さいごに
主婦が収入を得られる事で、家庭が円満になったり、不仲だった場合は離婚や別居になる場合もあったりしますね。
103万の壁、130万の壁とか言われますが、旦那さんの扶養を外れると社会保険もすべて自分で支払う事になります。
健康保険も国民健康保険になり、旦那さんより大きく稼いだ場合は月3万とか月5万になる場合もあって、それなら実費の方が安いんじゃないかって感じでもありますが^^;